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基本恋愛系の曲は嫌いですが…

私は基本的にいわゆる恋愛ソングが嫌いです。

甘ったるい雰囲気も苦手ですし、音楽的に大したことない曲でもラブソングだから流行っているみたいな曲ありますよね。そんな曲を聞いてしまったら、背中に虫唾が高速で駆け抜けます。

ただ、ただですよ。唯一ラブソングの中でも弱い分野があります。それは、「友達と恋人の境界があいまいな曲」です。

「仲いいんだけど今は離ればなれ」とか「私は友達という立場でいいの!」みたいな曲はノスタルジーにやられてしまうのです。中高の思い出が…うぅっ。

皆さんにもそんな経験の一つや二つはありますよね?

今回はZARDの「マイフレンド」を特集!

今回は多くの人の心に今もなお響き続ける名曲、ZARDの名曲「マイフレンド」について考察していきます!

この曲の考察では「友達に唄った曲じゃね?」とか「遠くから見守っている曲でしょ?」とか言われていますが、全然違います!!

明らかに失恋ソングです!!

1.マイフレンド(ZARD)を聞いてみよう!

いやー名曲。それ以上言葉が出ないですね。

実は私も高校生の頃に仲いい女の子がいたのですが、友達以上に距離を縮めることが出来ずに終わってしまったことがあるんです。そのとき、この曲聞いてめっちゃ泣いてました(笑)

ということで坂井さん、ちょっと歌詞を引用させてくださいね。

マイフレンド(1996年) 作詞:坂井泉水 作曲:織田哲郎

あなたを想うだけで心は強くなれる
ずっと見つめてるから走り続けて

ひたむきだった遠い日の夢は今でも眩しい
どんなに不安がいっぱいでも真っすぐ自分の道を信じて
飾らない素顔のあなたが好き…
変わってしまうことが哀しい

いつも輝いていたね 少年のまま 瞳はMy Friend
あなたがそばにいると何故か素直になれた
この距離通り抜ける風になりたい

真実の愛ならきっと色んな事乗り越えられたのに
星のパレード 涙がこぼれない様に大きく息を吸った
ひとりでいる時の淋しさより 二人でいる時の孤独の方が哀しい

いつも笑っていたね あの頃二人 せつないMy Friend
あなたを想うだけで心は強くなれ
ずっと見つめてるから走り続けて

いつも輝いていたね 少年のまま 瞳はMy Friend
あなたを想うだけで心は強くなれ
ずっと見つめてるから走り続けて

走り続けて…

はい、ということで何て素晴らしい歌詞なんでしょうね。きっと曲と合わせて聞いていただけたんではと思うのですが、この歌詞の中で気になる部分を赤字にしてみました!

この部分を中心に考察していきます!

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➀飾らない素顔のあなたが好き…

ひたむきだった遠い日の夢は今でも眩しい
どんなに不安がいっぱいでも真っすぐ自分の道を信じて
飾らない素顔のあなたが好き…
変わってしまうことが哀しい

まず大事なことは、「好き」と言っていることですね。そして、この「…」に込められた思いを考えてみるに、「好き…なんだけど〇〇」という何かがあることを示唆しています。

その〇〇とは、何かというと「変わってしまうことが哀しい」と言っているのです。

つまりこの二人、すでに結構近い距離にいるか、もしくは遠く(アイドルと客くらいの立ち位置)にいるかどちらかということになります。

しかし、相手の過去からの夢を知っていること、そして、自分の道を信じて進んできた過程を知っていることから、実はこの二人はすでに近い存在にあったとみていいのではないかと考察します。

ただし、この時点で二人は恋仲かどうかだったについては、言及していません。

➁この距離通り抜ける 風になりたい

いつも輝いていたね 少年のまま 瞳はMy Friend
あなたがそばにいると何故か素直になれた
この距離通り抜ける風になりたい

本当に大好きな歌詞です。ここで何回泣いたことかというフレーズです。

当然ここでいう距離は「心理的な距離」を表しています。

そして、このフレーズではっきりすることがあります。この物語の主人公は「この距離」をなくしたいと思っている、つまり相手の事が好きだということです。

しかし、現実には2人の間には「(心理的)距離」がある。その歯がゆさともどかしさを「風」にたとえて表現しているんですね。なんてオシャレで、泣けるフレーズなんでしょう。

ただし、この主人公が「風」となれたかどうか(つまり、恋が成就した or 片思いのまま終わったのか)については、一切曲の中で言及されていません。

さぁ、そしてここから怒涛の展開が待っています!

➂真実の愛ならきっと色んな事乗り越えられたのに

真実の愛ならきっと色んな事乗り越えられたのに
星のパレード 涙がこぼれない様に大きく息を吸った
ひとりでいる時の淋しさより 二人でいる時の孤独の方が哀しい

この物語の主人公はこの2人の関係性に「愛」を感じていました。しかし、「真実の愛」ではなかったと言っています。つまり、これどう考えても失恋です。

しかも「乗り越えられたのに」という言葉は裏を返せば本当は乗り越えたかったんですよ、二人の真実の愛で。ただ、その夢ははかなくも散ってしまったのです。

そして、「涙がこぼれない様に大きく息を吸った」んです。

「真実の愛」だと実はまだ思っているし、色んな壁を乗り越えたい。だけど、「大きく息を吸った」んです。なぜなら「変わってしまうことが哀しい」からですね。

受け入れがたい現実と、相手を変えたくないという思い。主人公はグッと全てを飲み込んだのです。

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➃星のパレード 涙がこぼれない様に

そのときの主人公の様子を「星のパレード 涙がこぼれない様に」と表現しています。この星のパレードって何だろうと思っていました。

紐解くカギは「涙がこぼれないように」って部分です。「涙がこぼれないように」ということは、実はすでに主人公は泣いているんです。自分の真実の愛が真実じゃないと受け入れられず、泣いてしまったんですね。

目に涙が溜まっていると、景色がキラキラしますよね。「星のパレード」とは、この主人公が目に涙を浮かべながら見ている景色の事だったんですね。

➄ひとりでいる時の淋しさより
二人でいる時の孤独の方が哀しい

その直後のフレーズの「ひとりでいる時の淋しさより 二人でいる時の孤独の方が哀しい」という表現です。これもまた詩的で美しい表現ですよね。

「真実の愛」でないと受け入れた主人公の次に出てきた感情を表しています。

これ、たぶんあえて歌詞を膨らませて分かりづらくしているんでしょうが、端的に言うと「ひとりでいる時の淋しさより 二人でいる時の孤独の方が哀しい」ということです。

二人のときの方がネガティブな感情が強いということですね。そうして二人の愛は終わりを迎えるのです。

➅次第に過去のものへ…

いつも笑っていたね あの頃二人 せつないMy Friend
あなたを想うだけで心は強くなれ
ずっと見つめてるから走り続けて

いつも輝いていたね 少年のまま 瞳はMy Friend
あなたを想うだけで心は強くなれ
ずっと見つめてるから走り続けて

そんなこんなの物語を経て、主人公はあの頃の2人を思っては「せつない My Friend」と漏らします。

友達とは言いながらも「あなたを想うだけで心は強くなれ」と、今でも心の支えになっていることが分かります。そりゃそうです。そんな簡単に立ち直れないものです。

しかし、間奏を挟んで最後のサビでは「あなたを想うだけで心は強くなれ」と過去形に変わっています。つまり、全てを受け入れる心の整理がついたことを指します。

最後は「見つめているから走り続けて…」と別れを告げるのです。

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まとめ:マイフレンドは「フレンドにならざるを得なった主人公の悲しい曲」

さて、いかがでしたでしょうか。

歌詞考察は100人聞けば100通りの解釈があるから面白いというもの。「正しい」とか「間違っている」とか話してもしょうがないですよね。

ただ、この曲は個人的にとても思い入れのある曲で、高校時代の終盤に死ぬほど聞いて泣きに泣いた思い出の曲です。

だからネットでマイフレンドの歌詞考察を見ると「これは離れていく友達のための曲です」とか「親友への曲です」なんて書いていると大変泣きづらいわけですよ(笑)

そんな曲で泣いていたのかって(笑)

今回の考察、自分で言うのもあれですが、結構スジ通ってますよね?だから大丈夫です。泣いてください。泣いて泣いて、また明るく生きていきましょう!

これが2019年最後の更新となります!皆様良いお年をお迎えください!

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