➁事務所閉鎖からの大復活!?
➂2020年1月にメジャーデビュー決定!
☆このページの目次☆
苦労の末のメジャーデビュー!
あれは2016年。
当時たまたま聞いていたラジオから流れていた「パラレルワ」をふと耳にしてしまったのです。ガッツリ耳に飛び込んでくるボーカル、目まぐるしく展開していく曲。衝撃でした。
そうしてYoutubeでMVを見たときのセカンドインパクト。当時(まぁ今もですが)歌詞をMVに出すというトレンドの中にあって、曲と文字の圧力は他にはない素晴らしいものでした。
あれから早3年。vivid undlessがメジャーデビューすることになりました!おめでとうございます!
1.vivid undlessって?メンバーは?
vivid undlessは2014年に下北沢で結成された5人組ロックバンドです。もともと別の音楽活動をしていたメンバーでしたが、ドラムの脱退、加入をを経て現メンバーとなっております。
メンバーは以下の通りです。
vo:kiila
gt:yu-ya
ba:syunn
key:rio
dr:tomoki
作詞は主にkiilaが担当し、作曲はGt.のyu-yaが中心ですが、kiila、rioも担当しています。
vivid undlessの特徴は息つく間もなく変化する曲の展開とそれを支える演奏力、そしてkiilaから紡ぎ出される独特な歌詞にあります。
2.脱退⇒事務所閉鎖⇒メジャーデビュー!?
2020年にメジャーデビューが決まり、勢いに乗っているvivid undless。しかし、彼らのオフィシャルHPを見てみると、メジャーデビューに至るまでの波乱万丈のドラマが記載されています。
中でも驚いたのは所属事務所の閉鎖。これはタダ事ではないです。
[最新ニュース] タワーレコード渋谷店 激プッシュ!“J-POP 突然変異型ROCKクインテット” vivid undress 突然の事務所閉店から、自主レーベル“MONOLITHIC RECORDINGS”を立ち上げ7月5日 3rdミニアルバム「ENDLESS」発売決定!!収…
— EMTG MUSIC (@music_emtg) March 31, 2017
それまで無名ながら渋谷のタワレコで敢行したCD直売は見事に完売。これからという時にvivid undlessは後ろ盾を失くしてしまった格好となります。
そこから「No 事務所、No レーベル」を掲げ、メンバーがバンド運営にも携わりながら活動を続けていくわけです。
楽曲が評価されていただけに、一番大切な時期に曲作りに集中できない期間を過ごしたというのは、相当痛かったのではないかと思ってしまいます。
そうした歴史を知ると、今回のメジャーデビューが彼らの努力の賜物であり、どれだけ喜ばしいものかお分かりいただけるのではないでしょうか。
3.vivid undlessのおすすめの曲は?
そんなvivid undlessのおすすめの曲をご紹介したいと思います!
まずは2016年、私の耳が完全に奪われてしまった一曲、「パラレルワ」です!
パラレルワ
もう、ひとこと。最高です。
まったく意味の分からない歌詞。それなのに歌詞が放つパワーというか圧力というか、ビンビンに伝わってきます。
そんな不思議なパワー持った歌詞に対し、自由な演奏部隊が「俺の音を聴け!」と言わんばかりにあっちこっちで主張しているんですよね。
でも不思議とそれが曲として一体感を放っていて、素晴らしい。しかも曲の一部分だけではなくて、イントロから曲の終わりまでずっとそんな感じなのです。最初から最後までクライマックス。
こういう全力投球の曲、大好きなんですよね。
しかもよくよく聞くと、同じメロディラインでも後ろのベースラインやキーボードの入れ具合を微妙に変えていたり、芸が細かい。
ほんとにこの曲大好き。ほめ過ぎましたかね。笑
もう1曲だけご紹介します!「盲目の世界から脱出せよ」です!
盲目の世界から脱出せよ
特徴的なイントロですが、やっぱりボーカルに主導権を渡しそうで渡さない感じがすごく好きです(笑)
この曲もギター、キーボードがやりたい放題に動き回っている一曲ですね。音源だけ聞いてもライブ絶対面白いんだろうなと思ってしまいますよ。
オフィシャルHPではkiilaの声を「大衆的な声」としていますが、私にはそんな風には聞こえないんですよね。
結構とがって聞こえますし、唄い方も色々持ってそうだし。「大衆的」という言葉に集約されるのはもったいない気がしますね!
4.vivid undlessのまとめ
さて、いかがでしたか?
メジャーデビューということで新しいステージに立ったvivid undless。ただ、これはあくまでスタートラインです。
実際にメジャーに出て「良さ・らしさ」が消えてしまうバンドは山のようにいます。
彼らの特徴である「自由な音楽・主張の強い音楽」は絶対に手放してはいけないと思います。大衆性なんて要らないです。
自分たちが突き進みたい音楽を期待しています!今後の活動に注目していきましょう!