➁活動休止を経て現代社会を斬る!
➂哲学的歌詞とサラサラ髪から目が離せない!
マヒトの哲学から見える現代社会
ロックバンドが社会問題を訴えるとき、いろんな方法があると思うんですよ。「おい!日本、それじゃだめだ!変われ!」とストレートに訴えたりサザンの「ピースとハイライト」のようにありったけの隠喩で表現したり…。
そんなメッセージ性の強いバンドの中にあって、訴えたい内容がビンビン伝わってくるんだけど、どこか温かさを感じる不思議な魅力を持つGEZANについてご紹介します!
1.GEZANって?メンバーは?読み方は?
GEZANは2007年に大阪で結成された4人組ロックバンド。2012年のフジロック出演を機に、活動拠点を関東に移しています。メンバー変遷を経験しつつ、2016年には一度活動休止となりましたが、最近になってGEZANとしての活動を再開させています!
メンバーは以下の通りです!
ボーカル:マヒトゥ・ザ・ピーポー
ギター:イーグル・タカ
ベース:カルロス・尾崎・サンタナ
ドラム:石原ロスカル
読み方は「げざん」と素直に読みましょう。髪長い率が高いGEZANですが、彼らの歌はロックバンドらしいガッシガシ系のサウンドに乗せて、非常に哲学的・社会的な歌詞が多いことが特徴です。
ボーカルのマヒトゥ・ザ・ピーポーの声がびっくりするほど特徴的です。ソロ活動もしている彼は見た目からしても独特な世界観を持っていますが、ある意味期待を裏切らない曲を世に送り続けています!また青葉市子とのユニット「NUUAMM」としても活躍しています!
めのう
2.月曜から夜更かしとの関係は?
GEZANと調べるとなぜか「月曜から夜更かし」とか「夜ふかし」というキーワードが出てきます。これは一体どういうことなのでしょうか?
実は月曜から夜更かしの街頭インタビューのコーナーでマヒトゥ・ザ・ピーポーが出演したことがきっかけとなっています!
— ℨ (@gezan_official) July 16, 2018
こういう経緯があって「月曜から夜更かし」とか「夜ふかし」というキーワードが一緒に出てくるんですね。
そんなにかっこよく紹介もされていないのに、オフィシャルのツイッターで自らつぶやいている潔さも素晴らしいと思います(笑)
3.GEZANのおすすめの曲は?
そんなGEZANのおすすめの曲をご紹介します!まずは「DNA」をお聞きください!
DNA
「いま君の目が見ているのは 人が少しずつ壊れていくところ」というハッとさせられる歌詞からスタートするこの曲。優しいボーカルと裏腹に社会の真髄を突いた歌詞は、さすがGEZANといったところ。
曲を作っているのはボーカルのはマヒトゥ・ザ・ピーポーですが、彼の純粋さというか、哲学観が前面に押し出されている曲に仕上がっています!
先日のフジロック2019でも披露していましたが、このボーカルとサウンドは一度聞くと耳から離れないですね。もう何回リピートしたか分からないくらい聞いています!
続いてご紹介したいのは、「瘡蓋と爆撃機」です!
瘡蓋(かさぶた)と爆撃機
いやーかっこいい!最高!
ガッシガシのギターとベースラインがめちゃめちゃかっこいいです!そこにマヒトゥ・ザ・ピーポーのボーカルが楽器の一つのように曲に馴染んでいるんですよね。
オルタナティブロックバンドと言われればそれまでかもしれませんが、こういうバンドサウンドをもっとテレビでも流してほしいですよね。曲の中にある「かつてオレと呼ばれた人」という歌詞もグッとくる好きなワードです!
最後におすすめしたいのが、「Absolutely Imagination」です!
Absolutely Imagination
「リンダリンダじゃもう震えない」という挑戦的な歌詞から始まるこの曲は、とことん歌詞を楽しんでほしい曲となっています!中でも個人的に好きなのは「神様が女を口説く」という言葉。この言葉の組み合わせが持つインパクトの大きさたるや、この上ないですね。
そして地味にマヒトゥ・ザ・ピーポーのボール捌きが上手なのも必見です(笑)
4.GEZANのまとめ!
さて、いかがでしたか?
少しでも彼らの音楽の素晴らしさがこのブログ記事を通して伝わったら嬉しいです!ボーカルのマヒトゥ・ザ・ピーポーですが、なんと小説も発表したようです!
ピースの又吉先生からも推薦コメントがある作品ですので、気になる方はこちらをチェックしてみてください!
これからもGEZANの活動に注目していきたいと思います!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!