➁ノーダウトで終わらない確かな音楽性!
➂次世代の国民的バンドの筆頭格!
ヒゲダンの名を世に知らしめる作品となったエスカパレード。等身大の歌詞とスケールの大きい藤原くんのボーカルが対比されていて何度でも聞けてしまう曲ばかり!
・一曲目の出だしからイイです。耳に残り何度も聞きたくなります。115万キロ〜優しい歌声に涙が出ます。
・先入観なく初めて聴く1曲目(115万キロのフィルム)の導入部で既に涙腺が緩んでいた。
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・買って良かったです。何度聴いてもやっぱり良いです!
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☆このページの目次☆
鳥取と島根が本気出したバンド
それが、Official髭男dism
改めて、冷静になってほしい。
このバンド名、読めなくないですか??
でも、世代を問わず、「オフィシャルヒゲダンディズム」ってスラスラと言えてしまうのは、いかに彼らが世間に浸透しているかを物語っています。
実際、ボーカルもいいし曲もいいしドラマの主題歌なんてやっちゃったもんだから、そりゃ売れますよね。
2021年2月に発売されるUNIVERSEも藤原くんのすんげぇボーカルと、彼らの代名詞となっているピアノポップが凝縮された一曲となっています!
今回はそんな「Official髭男dism(ヒゲダン)」について書いていきます!
1.ヒゲダンのメンバーは?出身は?年齢は?
まずは簡単にプロフィールをご紹介!
Official髭男dismは2012年に結成した島根県初の4人組ピアノロックバンドです。メンバーは以下の通りです!
Gt:小笹大輔
島根県松江市出身 1994年生まれ
Drs:松浦匡希
鳥取県米子市出身 1993年生まれ
Vo/Pf:藤原聡
鳥取県米子市出身 1991年生まれ
Ba/Sax:楢崎誠
広島県福山市出身 1989年生まれ
島根で結成されたバンドですが、ボーカルの藤原、ドラムの松浦は鳥取県出身。
「島根」というワードが強く出がちな彼らだからこそ、「鳥取」の存在も覚えておきたいですね。
「FIRE GROUND」のMV内で出てくる鳥取砂丘について、なんと鳥取県の公式HPで取り上げられています(笑)
この記事を最初に書いた2018年は「山陰 アーティスト」とか「島根 バンド」で調べると彼らの事が出てくるようになり始め、
「山陰を代表するバンド」と言える立ち位置になってきたかな?という程度でした。
それがどうでしょう。
2020年で大ブレイクを果たし、あれよあれよとファンが拡大。
もはや令和を代表するバンドへと進化を遂げつつあります!
どれほど代表的かというと、ドラえもんに出ちゃうくらい人気なんです!もう時代のお墨付きですね!これは!
【Official髭男dism×ドラえもん 夢の共演】1/16(土)ごご5時から放送の『ドラえもん』で『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』の主題歌を担当するOfficial髭男dismのメンバー4人が本人役で声の出演をすることが決定しました!! https://t.co/Qxbjx0Qr4J pic.twitter.com/4j3jF642fj
— 【ドラえもん公式】ドラえもんチャンネル (@doraemonChannel) January 8, 2021
一方で、「そんなに人気になったバンド、あたしゃ聞きませんよ」という自称耳が肥えたファンの皆さん。
そんなこと言わないでよ?
彼らの人気は、ドラマファン、音楽ファンを同時にトリコにしてしまったその音楽性の高さにあるんですよ?
2.ノーダウトでテレビ層をキャッチ
あいみょんが音楽好きから広まっていったのとは対照的に、Official髭男dismはドラマの主題歌に抜擢されてから一気に知名度を上げることになります。
もはや懐かしいですかね?それが、お馴染みの「ノーダウト」なわけです。
ノーダウト
ポップさと怪しさが同居したメロディーが、ドラマの世界観とばっちりマッチしたこの曲。
「嫌ってくれても別に構わない」と曲中で唄う彼らですが、一度聞くと耳から離れないメロディー。
完成度の高さが伺い知れますね。
私がこの記事を最初にリライトした2019年5月時点、Youtube上での再生回数は1900万回でした。
ですが、2021年2月現在確認したところ、なんと1億回再生となっています。
もはや1万回以下は端数。零細Youtuberに1000回くらい分けてやってほしいレベルです。
というか、1億再生ってことは国民一人につき1回は聞いている計算ですから、これはもう国民ソングです。ほんとすんごい。
ちなみにこの曲はアルバム「エスカパレード」に収録されています。
このエスカパレードですが、初期ヒゲダンの「主人公応援系ソング」が詰まっており、いまだに根強い人気がありますね!
この曲でがっつりドラマファンを味方につけたヒゲダン。
しかし、私みたいな「ちょっと音楽知ってますよ」と思っている性格の悪い人たちは「確かにいいけど、どうせ一発屋なんじゃないの??」という疑いの目を向けていたわけです。
3.Stand By Youで音楽ファンをキャッチ
本当に性格悪い音楽ファンですが、音楽ファンには音楽ファンなりのポリシーがあるんです。
それは、「世間で流行っている曲ってビミョーだよねー」って言いたいっていうプライド。
かくいう私も未だにこの気持ちはビンビンなのですが、この曲を聞いたときにビビっちゃいました。
それは、「Stand By You」という曲です。
Stand By You
いやいやいや、これは本物!
ピアノ、ボーカル、コーラス、手拍子という最小限の音源を、ここまで気持ち良い楽曲に昇華できるの?
そして、藤原くんの味のあるボーカルですよ。
もともとドラムをやっていた藤原くんですが、ボーカルはヒゲダンが初めてというから信じられない。
ハスキーのようなかすれ声でありながら伸びやか。
しかも、高低に音程がぶれても絶対に唄声は外さない。
これはすごい、と素直に思ったわけです。
一方、曲もブラックミュージックにルーツを感じる旋律は、ずっと聞いていたいと思えるから不思議。
キャッチーなメロディーの中に必ず引っ掛かる場所が存在していて、いろんな記事で
「ポップでキャッチーでいいよね!」なんて言葉で紹介されていますが、
そんな言葉じゃ薄っぺら過ぎて笑えてしまうレベルです。
曲を作っているのもボーカルの藤原ですが、好きなジャンルはメタル。メタルって知ってます?こんな感じです。
メタル好きがこんな曲を作れるって、どういうルートを辿るとこんな作品になるんでしょう。
そこらへんはよくわかりませんが、間違いなく溢れる才能を感じる一曲でした!
ちなみにこの「Stand By You」はオフィシャルファンクラブの名前にも使われています!
公式ファンクラブサイトはこちらですので、ぜひ見てみてくださいねっ!
4.ヒゲダンのおすすめの曲は?
そんなこんなで絶対的な人気を獲得したヒゲダンですが、いまだそんなにヒゲダンの事を知らないって人に個人的におすすめの曲をご紹介したいと思います!
ちなみに私、ラブソングが大嫌いなんです^^
なので、ちょっと偏ったおすすめになっちゃうかもしれません。ご容赦ください。
…ということで、まずは、「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!」です!
犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!
いやいや、ラブソングやんけ!!
違います。これは結婚ソングです。(…え?)
冒頭から「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!」という高らかな宣戦布告。
この言葉の響きですよ。これに尽きます。
「犬と猫」ではなく、「ドッグかキャット」でもなく、「犬かキャット」なんですよ。
国際派カップルなのかな?
歌詞、リズム、メロディ全てが温かさに溢れていて、曲が始まってから終わるまで漂い続ける幸福感が止まらない一曲です。
分かります?ラブソングのようなどろどろが一切ないでしょ?
そういうところがいいんです(?)
続いてご紹介したいのが、「コーヒーとシロップ」です!
コーヒーとシロップ
これはラブソングではないですね!(ドヤ)
この曲も親しみやすいメロディーが特徴的な曲ですが、この曲は特に歌詞がとっっても素晴らしいんです!
「たとえば明日僕が会社を休んだなら そしたら代わりはいるさと笑いだすのか」
「たとえば何十年先に偉くなれたなら そしたら僕もあんな風に威張りだすんだろうか」
サラリーマンをしていたら絶対に一度は感じたことのあるこの感情。
ここまできれいに表現してくれると、聞いてる方の心もスッとするものです。
藤原くんもこんな気持ちで銀行員していたのかな?
やっぱりサラリーマンはロクなもんじゃないですね!
もう、すぐやめよう!そうしよう!
ちなみにこの曲が収録されているのも「エスカパレード」です。
さっき、このアルバムはいまだに根強い人気があると書きましたが、実際は自分が好きなアルバムってだけなんです(笑)
もう一回おすすめしちゃうぞ!とりゃ!
5.Official髭男dismのまとめ!
さて、いかがでしたか?
繰り返しになりますが、もはや山陰地方を代表するから日本を代表するバンドとして君臨するOfficial髭男dism。
このバンドは昭和世代のサザンオールスターズ、平成のMr.Childrenのような存在になる可能性を十分に秘めている気がしています。
もっと言えば、40年後も歌い継がれて小田和正のような立ち位置になることも大いに有り得る!
それくらい才能と実力があるバンドです!
今後も追っていきますからねっ!!