ゴールデンウィークのフェスとして定着してきたビバラロック2019。新進気鋭のアーティストからお馴染みのバンドまでバランスの取れたラインナップが特徴で、今年で6回目を迎えました。
開催3日目となる5/5に参加してきましたので、ライブレポートをお届けします!
「マカロニえんぴつ」について書いてみました。
セットリストはこちらです!
2.レモンパイ
3.ブルーベリー・ナイツ
4.青春と一瞬
5.洗濯機と君とラヂオ
6.ハートロッカー
7.ミスター・ブルースカイ
君と洗濯機とラジオを踊りたい
今回の目標はこれ!!
このMVのダンスがしたい!!
洗濯機と君とラヂオ
こんな中毒性の高い音楽、MVは他にないんじゃないかと思うほど何回もリピートした(している)この曲。嫁にまた「この曲聞いてるの?」と言われてもやめられない止まらない。
何回聞いても素晴らしいイントロ、サビ。そして何かをやらかすようなハラハラ感やドキドキ感。「いい曲だなー」と思ってしまうのだから、こちらとしても為す術がありません。
そんな日頃からお世話になっているマカロニにこの感謝を伝えたい。でもマカロニのツアーはソールドアウト。
それでは仕方ないからビバラに行こうと満を持して参戦したのです…!
1.痛恨。踊るスペースの確保に失敗
マカロニえんぴつといえば、売れそうなのに売れないという声が毎年ささやかれるバンド。そう言われていることは彼ら自身も自認しているようで、「トリコになれ」では彼らなりに思うところを曲にしています。
トリコになれ
確かにワンマンライブは完売していた。とはいえ、マカロニの裏はSHISHAMOだし、きっとそっちで吸収してくれるだろうと思い込んでいたのです。
予定では後ろの方でこそっと見ようと思ったいたのですが、前のアクトの眉村さんも見たかった私。フロアの真ん中あたりで悠々と彼女のパフォーマンスを見ていたわけです。
彼女のライブも終盤。
なぜかざわめいているような気配を足もとに感じつつ、彼女に拍手を送ったそのとき…。なにか見えないパワーがはたらいているかのように、私はどんどん前線に押し出されていくのです。
あー、そういえば中学校のとき先生が「地球の自転が止まると重力がなくなってみんなあちらこちらに飛ばされるんだよ」って言ってたな。
名前が田中ってだけであだ名が「正造」だったな。あの先生元気かな。
そんなことを思い出してしまうほどの強大な力。
みんな我先にとステージに殺到しているではありませんか。ここまでの流れは想定外でした。そんな強大なパワーに抵抗なんてできるはずもありません。結果的に、大量の大学生っぽい奴らに囲まれながら、不覚にも前から5列目くらいを陣取ることになってしまったのです。
ごった返す会場は熱気ムンムン。立っているだけで汗がしたたり落ちてきます。
え、なに、踊るって?
そんなのもう無理でしょーよ!笑
2.想像以上にタフだった最前線の話
そんなこんなで始まったリハ。
クリープハイプのウワノソラ、girl my friend、眺めがいいねを立て続けに演奏する姿に、会場のボルテージはもう最高潮。眺めがいいねは聞けると思ってもいなかったので、個人的にとてもラッキーでした。
そこからいったんステージから降りたマカロニ。
仕切り直すかのようにSEのビートルズが流れたかと思った瞬間、流れたのは「鳴らせ」。
鳴らせ
いやいや、このパンパンの会場で最初からそんなにかっ飛ばす??
もう文字通り人波に揉まれて最前線は揉みくちゃ。死ぬんじゃないかと2回は思った。
でも、思いました。死んでもいいかも、と。(笑)
それくらい、会場全体が彼らの音楽を心待ちにしている気持ちが溢れかえっていました。こんな幸せな空気、あと何回吸えるかな?
いや、実際はそんないい臭いはしないですよ?
普通に汗臭いですよ?
でも許容できるんです。
自分の好きなアーティストが好きな人たちと同じ時間を共有できる。
これだからライブはやめられませんよね。
案外、最前線にきて良かったかも。
3.バンドとしてのマカロニがみたい
踊ることは願いかなわずとなってしまいましたが、もう一つ、彼らのパフォーマンスで気になることがありました。それは「はっとり以外の様子を見てみる」ということでした。
マカロニえんぴつははっとりが作詞作曲を手掛けていることもあり、バンドの中心であることは言うまでもありません。
そんな中、はっとり以外のメンバーがどのようなスタンスでパフォーマンスをしているか、短いフェス型のライブアクトの中ではあるものの、とても興味がありました。
ということで、彼らの様子を人波に揉まれながらも見ていたんです。
MUSIC(ライブver.)
そして、感じたことは、思った以上にチーム感を感じたことと、楽しそうに演奏していることでした。
はっとりに注目に行きがちなマカロニえんぴつですが、曲のアレンジが多岐に渡っているため演奏も難しいはずなんです。そんな中でもしっかり眼前のオーディエンスと同じ空間を楽しんでいて、そこにバンドとしての一体感を感じ取ることができました。
出来ればはっとり以外のメンバーの魅力が伝わる場面がもっとたくさんあるといいのになーとも思いましたが、今の彼らにとっての一番いいバランスでやれているってことなんでしょうね。あくまでフェスでしたし。
ただ、こんな記事を書いていたら、5thアルバム「season」ではメンバー全員の作詞作曲が収録されているというからびっくりしました!
素晴らしい!最高!
9月11日リリースの【season】はバンド初の全メンバー作曲楽曲が入った作品です。旬のうちに食べないと腐ってしまう音楽?それってどうなんだろう。マカロニえんぴつはオールシーズンあなたの逃げ場所を担当します。ずっとしています。あなたが本当に必要としてくれたときがいつだって【旬】だからね pic.twitter.com/0dzMWlEw1x
— はっとり (@Hattori_0512) 2019年5月13日
4.アルバム「season」は彼らの分岐点
あっという間に彼らのライブパフォは終了。最後のミスターブルースカイの8分の6拍子のビートが頭の中で鳴りやまない止まらない。
ミスターブルースカイ
よく言われる言葉だが、あえて言いたい。
控えめに言って最高でした。
残ったのは心地いい余韻と大量の汗。こんなはずじゃなかった。着替えなんて当然ないし、本当に困ったものです。
ということで、マカロニのTシャツを購入して帰宅することにしました(思うツボ)。もしパンツが売っていたら買っていたかも。。。運営の方、私のような洋服難民のためにパンツの商品化も検討していただけると嬉しいです。(ウソです。)
まじめな話をすると、マカロニの次のアルバムはバンドとしてどういう道を進むかを占う重要な作品になると思います。実際に曲が聞けるのはもうちょっと先のことになりそうですが、本当に楽しみにしたいと思います!
ちなみに、そんなライブの様子がフジテレビネクストで7月上旬に放送されるそうです。
マカロニえんぴつだけでなく、ビバラロックの全ライブ映像も放送されるそうなので、ぜひチェックしてみてください。
1か月限定で無料で視聴できるみたいなので、気になる方はこちらからチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!!