➁管弦楽押しの多幸サウンドはどうなる!?
➂それでもやっぱり曲はいいから聴くべし!
☆このページの目次☆
脱:ミニ・オーケストラバンド
バイオリン、サックス、フルート・・・。
彼らの歴史はメンバー変遷の歴史でもあります。ミニオーケストラバンドとして幸せな音楽を提供してくれていた彼らですが、故にいろんなことを抱えざるを得ない状況もあったようですね。
ですが、だからこそ彼らの曲の素晴らしさを伝えたい!Special Favorite Music なんせ曲が最高にいいんです!
1.メンバーは?脱退の歴史をたどる!
Special Favorite Musicは2014年に結成された9人組ポップバンドでした。
バイオリンや金管楽器を取り入れた優しいサウンドが特徴的で、後述しますが、「多幸感あふれるサウンド」と評される曲のクオリティの高さは逸品です!
メンバーは以下の通りです。
Bass. Norito Doi
Vo, Gt. Yusuke Kume
Dr. Katsuya Shinjo
・・・あれ?3人?
そうなんです。実はSpecial Favorite Musicはもともと9人で活動していましたが、メンバーの脱退を受けて7人体制となり、その後、2019年10月に3名体制となることを発表しました。
これはショック。彼らの音楽と言えばいろんな音を重ねた多幸感あふれるサウンドが一番のウリだったわけです。それが3ピースバンドになってしまう…。うーん、やはり大所帯バンドの現実は厳しいんですね。
メンバーの脱退を発表しました。今のメンバーでSFMが出来くなっていったことは、俺にとっても間違いなく悲しいです。だけどそれでも、自分の人生でやりたいことをやりたいし、この3人でやっていくっていうことは最高だと思うと自分達がただ思ったから続けることを決めました。
— 久米雄介 (@KumeYusuke) October 12, 2019
このバンドは間違いなく良い音を作り出していた。あとはどう売り込むかだけが課題だったバンドだっただけに、本当にショックです。
ファミリーマートとタイアップしたころは「とうとう来たか」と思っていたのですが、それだけに悲しいですね。
大所帯ならではの問題としてよくあるのは、ギャラ問題、メンバー格差問題、バンド内恋愛…等々、解散に至る理由はいろいろあると思いますし、彼らにいったい何が起こったのかはメンバーのみぞ知るところとなっています。
2.Special Favorite Musicのおすすめの曲は?
メンバーの動向に注目してきましたが、改めて曲の話をしますと、彼らの何よりの強みは曲のオシャレさと多幸感あふれるサウンド。
個人的におすすめの曲をご紹介したいと思います!まずは一番おすすめの曲、「GOLD」です!
GOLD
どうです?めっちゃよくないですか?
イントロから一気に畳みかけるように始まるアンサンブル。Aメロ、Bメロ、サビ、どこをとっても夢を見ているような期待感とワクワク感がたっぷり。
それでいで、曲全体からは爽快感すら感じます。朝聴いて良し、夜聴いて良し。本当に大好きな一曲です。
続いてご紹介したいのが、「Dribble」です!
Dribble
比較的落ち着いた曲でいながら、かわいらしさも備えた名曲。ボーカルのlovinyuuとkumeが、同じ旋律を二人でずっと歌い続けているのもこの曲の特徴かもしれません。
何より、楽しそうに演奏している姿がグッとくるMVとなっています!
続いてご紹介したいのが、「celemony」です!
celemony
ザ・シティポップ。
オシャレなサウンドでありつつ、ポップスを軸に置いた素晴らしい曲。現在、彼らの楽曲の中でYoutubeで一番再生されているのも納得です。
ほんとはもっと評価されていいと思うんです。めちゃめちゃいい曲だと思います!
最後におすすめしたいのが、「Royal Memories」です!
Royal Memories
王道ポップスメロディとストリングスが絶妙に絡み合うこの曲。本当に私だけで1万回聞いたんじゃないかと思うくらい何度聴いても飽きないんですよね。
また、このMVは他の曲と明らかにテイストが異なっています。どこか空想的でいて、もの悲しい。
曲の序盤から終盤にかけての盛り上がりも最高ですし、もっともっと前面に押し出してほしい曲です!
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3.Special Favorite Musicのまとめ!
さて、いかがでしたか?正直、メンバーの脱退を引きずらざるを得ないです。
個人的にもっと評価されてもいいバンドは何?と言われたら間違いなくSpecial Favorite Musicと答えていました。
もうちょっと、あとほんの少しのきっかけさえあれば、もっともっと世間に出てくるはずのバンドだっただけに、ここで大きな方針転換をしなければならないのは、メンバーにとってもファンにとってもつらい事でしょう。
ですが、残った3人の覚悟を考えると、これからも彼らの音楽を追ってみたいという気持ちもあります。今後の活躍に注目していきたいと思います!!